メインネットに接続する
2015年7月30日にFrontierがリリースされ、Ethereumは本番ネットワーク(メインネット)の運用が開始されました。今後、Ethereumのブロックチェーン等のインフラを利用した分散アプリケーションは、このメインネット上にてスマートコントラクトが登録され動作していくことになります。本書ではここまで、個人用のテスト用のネットワーク(テスト・ネット)に繋いで、Gethクライアントを実際に操作しながらEthereumの概観を説明してきました。この節では実際にメインネットに接続していきます。
メインネットに接続する際のデータ用ディレクトリを事前に用意しておきます。
$ mkdir /home/ubuntu/mainnet_data
以下のコマンドを実行してメインネットに接続します。
$ geth --datadir "/home/ubuntu/mainnet_data" 2>> /home/ubuntu/mainnet_data/e01.log &